『愚痴』
まずはラーメンどんぶりを割った。
ただのラーメンどんぶりではない
真っ白のご飯が山盛り乗った晩飯用ラーメンどんぶりである
それを私は粉々に割った
飯粒と割れた破片が混ざり合ったカオスの誕生
思えばそれがはじまりだった
次に私はケータイを失くした
ただのケータイではない
奥尻島に行ったとき漁協の人のインタビューを録音した
大切なケータイである
もちろん、文字起こしはまだ終わっていない
私の奥尻行きとはなんだったのだろうか
卒業論文はどうなってしまうのであろうか
しかしこれもまた大きな不運のその一部でしかなかったのである
次に私は急須の蓋を割った
すげぇ微妙な被害だった
でも結局ね、蓋がね、ないとね、全部買い替えだからね、
微妙な被害だったので100均の急須ですませることにした。
そんな些細な被害ですら安心してはいけなかった
大きい、小さいに惑わされてはいけなかったのである
そう、全ては流れ。
流れがある以上、大きさに囚われずに警戒するべきだったのだ
しかし私は油断した
油断したら、パソコンが壊れた
起動画面を延々とループするダメパソコンになってしまった
私「兄よ、助けてくれ」
兄「もうダメなんじゃね?」
パソコンにはたくさんの思い出が詰まっていた
デジタルカメラの画像データ。
今はもう亡き動物達との日々。
旅行先の写真、まだ元気だった頃の愛犬の姿(※今も元気です)
私の二十歳の成人式の写真・・・・・
私「データ復旧するとお金かかるけど、どうする?」
母「全部消えていーよ、別に」
さようなら思い出の日々。
パソコンのデータは消えた。
ケータイのデータも消えた。
思いもかけない断舎利
父はなぜかリサイクルショップに持って行くものを選別し始めました。
MAGICAL☆SATURDAY☆NIGHT☆FEVER☆★☆
すべてはあの夜が始まりだった
MGICAL☆SATURDAY☆NIGHT☆FEVER☆★☆
そう あのラーメンどんぶりから
MAGICAL☆SATURDAY☆NIGHT☆FEVER☆★☆
昨日は父のワイングラスを割りました
MAGICAL☆SATURDAY☆NIGHT☆FERVER☆★☆
まだ終わらないの?この悲劇
MIRACLE★WONDER★NIGHT★FERVER★☆☆
もう開き直るっきゃない (hu~♪)
MIRACLE★WONDER★NIGHT★FERVER★☆☆
明日を目指してGO!!(yeah!)
飽きた
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