今日はボランティア活動の挨拶に行ったのですが帰りに某宗教の人に捕まりましたー。
よくヘルメット被ってチャリで移動しつつ「祈らせてください」とかいうやつですね。
ちょうど文化人類学のゼミで話題になったばかりだったので、楽しく拝聴させて頂きました。
最初は写真頼まれただけだったんですけど、よく考えたらアレも声を掛ける手段だったんですかねぇ。
取ったらオーブ写りこんだのはウケましたが…でも向こうの人は「オーブ?なんですかそれ?」って。
オーブくらい知ってるだろう怪談の超下級話だぞ?霊魂知らないってか。
とその時は思っていたのですが、まあキリスト様を信じていらっしゃる方がくっだらねぇオーブ(笑)なんぞ信じるはずがないんですかね。
カミサマは信じていらっしゃるのに…。
まあ興味はあったので(信じる気はありませんが)結構長くお話を聞いていました。
すごいです。
「カミサマは本当に居るんです!」ってきっぱり断言しやがった…。
しかもそれが「私はこの宗教の洗礼を受けてから、カミサマのお導きが分かるようになったんです!カミサマはいつも私達を見守っていてくれているんです!いつもあなたを愛してくれる存在、それがカミサマなんです!たとえば私はなんとなく「あーこれしようかな」って思って、でも意味ないからやめちゃったことがあるんです。でも後からしたら「あ、やっておけばよかった!」って。これがカミサマの、お導きです。何の意味も無かったのに、「やろうかな」って思ったこと、これはカミサマのお導きなんです!!」(超意訳)
「私就職でも二つ、悩んでいるのがあって。でも直感で「あ!こっちだ!」って分かったんですよ、これもね、カミサマのおかげなんです」
「あ、ここの章ちょっと読んでください…はい、これであなたは死後も神によって守られます!!今、あなたの周りにあった『壁』が取り払われたんです!!!」いや、それって騙まし討ちじゃない?
私はまったく信じてないから怒りさえ湧きませんでしたが、何か別の宗教信じてる人だったらえらいことになるんじゃ。
おかげで笑いをこらえるのに必死…でもありませんでした。
双方始終笑顔で対応していましたので。ええ。
「どうですか?ぜひこれをあなたにも分かって貰いたいんです!!(^∀^)」「ええ!なるほど!でも私は色んな考え方があっていいかなって!そう思ってるんで!(^∀^)」「そうですか…残念です。あ、じゃあ連絡先を教えてくれませんか!?ぜひまたの機会にお話したいんです!(^∀^)」「あっ無理です!私ここの付近の者じゃないんで!(^∀^)」「…そうですか、それではこれで…(^∀^)」
「はい、ドウモアリガトーゴザイマシター(^∀^)」私の印象では、何でもカミサマのおかげのようです。
何か直感的に素敵なことに出会ったら神様のおかげ。
たとえば私はそのあと電車に乗るのに調度いい時間に駅についたのですが、たぶんあの人たちにとってはこれも「カミサマのおかげ」になるんだろうなあ・・・。
「ポジティブになる本とかで、適当にぱらぱらーってめくって、偶然みつけただけの文章が、本当に今、欲しかった文章で!すごいでしょう?」
って…そんなこと普通に生きていてもありますがな。てか貴方たち絶対入信する前からそういう出来事に合ってるよ。え?カミサマのお導き?もういいよ!!!
まあ当人たちがそれで幸せならいいんでしょうね。
でも人に迷惑は掛けるな。たとえば布教とか。
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